淑女の皆様ごきげんよう。ロマンスヒルズの管理人、中谷紗羅でございます。
今回ご紹介するのは、ベルベット文庫から登場したテッサ・デア氏の新作です。
テッサ・デアといえばRITA賞受賞のストーリーテラーで、ラベンダーブックスからも出版されていたことでご存知の方も多いかと思います。

なんと本作、ベルベット文庫様からお試し読みをいただきました!
ありがとうございます!ありがとうございます!早速皆様にご紹介いたします!!!

『ベルベット文庫3周年企画』
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『夢見るキスの続き 』(ベルベット文庫 )
テッサ デア (著), 金井 真弓 (翻訳)
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■一行解説

ひょんなことから城主になったヒロイン×元城主公爵の奇妙な攻防戦



▼ストーリー

亡き父が有名な作家だったヒロインは、父親のパトロンだった伯爵から城を相続します。財産を失い無一文だった彼女はその話に飛びつき、僻地にある城へと向かいますが城は荒れ果て崩れ落ちる一歩手前で、おまけにそこには元々の城主である公爵が人目をしのんでこっそりと住んでいました。
今すぐ出て行けという公爵。でも、城から追い出されたら行く場所がないヒロインは切羽詰って、むしろ出て行くのはお前のほうだ、私が家主だと公爵に詰め寄ります。さて、二人の運命は一体どうなるのか。


と説明するとアレです。城にやってきた押しかけ女房系といえば、基本的には美女と野獣みたいな感じなんですが。実際読んでみると全然違うんですよ。
こんなに面白い小説を読んだのは本当に久しぶりでございます。大笑いしました。
どこが面白いのかと問われても、なかなかお伝えできないのですが。

たぶん、ジャンル的にはヒストリカルのラブコメということになるとおもいます。
ヒロインの背負っているものがちょっともうどう表現したらいいのか。
紹介するほうもよくわからないものでして。
奇妙な脇役たちも魅力的なのですが、かといって群像劇ぽい喜劇なのかと言われるとそうでもないんですよ。

基本は超ロマンスなんです。ヒロインとヒーローが中心のロマンス。かなりホットです。
なのに、なんというか、なんていったらいいのかわからないのですがとにかく面白いんです。

ヒロインも、ヒーローも、運命(?)に翻弄されます。
それこそタコの足に絡まれたように、トラブルやら愛やら官能やら奇妙な集団やらいろんなものが押し寄せてきます。ボロボロな城に。試練です。全てが二人に迫り来る試練です。もう十分です。おなかいっぱいです。
読んでいるほうも、なにがなんだかよくわかりません。
基本路線はロマンスのはずなのに、もう、なんだよこの小説!!!

けしからん!!!けしからんです!!
こんな作品、レビューしようがないじゃないですか!!!(喜)


この二人は一体どんな困難に巻き込まれるのか。ハラハラドキドキを通り越して読みながら困惑する始末。
ヒストリカルなのに。ああ、ヒストリカルなのに。なんだこの作品は。
ページをめくるたびにゲラゲラ笑いが止まらない。

なので、二人のしっとりしっぽり大人のロマンスを読みたい方にはオススメしません。
そういう方は、超正統派のメアリ・バログとかリサ・クレイパスを読めばよいです。
つまり、静かなしっとりロマンスを求める淑女が読むと、心の底からドッと疲れると思います。

でもでも、基本は超ロマンスなんです。ヒロインとヒーローが中心のロマンス。かなりホットです。
(大事なことなので二度いいます)
なので、ちょっと変わってるかもしれないけど、面白いラブコメを読んでみたい。
そういう方には超オススメします。

ほんと。超ロマンスなはずなのに。一体どうしてこうなったんだwwww
テッサ・デア氏の頭の中を覗いてみたい。そんな気持ちで一杯になる小説でした。

ご興味がある方は、お試し読みを是非ご一読ください。
→お試し読みPDFはこちら!


ではでは。素敵なロマンスを!!!




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