淑女の皆様ごきげんよう。ロマンスヒルズの管理人です。 さて今回お届けするのは、今週発売予定のベルベット文庫の新作! 『初恋は許されぬ愛のはじまり』発売日前レビューです。

なんと、ベルベット文庫様よりお試し読みのプレゼントです!

無料お試し読みはこちら!
※ページ内の『無料お試し読み』ボタンをクリック!



5168nh5okeL
 初恋は許されぬ愛のはじまり
(ベルベット文庫) キンバリー・ベル (著), 高里 ひろ (翻訳)
原題:The Importance of Being Scandalous

 新進気鋭の作家が贈る、さわやかな王道ロマンス! 

隣り合わせの領地に建つ屋敷で育ったアメリアとニック。幼なじみはいつしか、甘酸っぱい気持ちを抱くようになり、互いになくてはならない存在になっていたにもかかわらず……。
アメリアは足の不自由な姉を独りで残しておけず、ニックは次男として自信のなさに加えて、母からの反対に抗うことができない。
数年間離ればなれに暮らしていたふたりが大人になって再会したとき、ついに愛の化学反応が起きる。

望まぬフィアンセから逃れるためにスキャンダルを起こそうと画策するアメリアを、全力で助けるニック。その過程で、ふたりは互いの存在のかけがえのなさにようやく気づくのだが…

 



一行解説☆彡 お堅い侯爵家次男坊と、隣家の伯爵家のお嬢様。じれじれのロマンスとおもいきや…

えっと。まずこの作品は、よくありがちなロマンス小説とは違うのです。
それだけまず最初にお伝えしておきますね。

貴族の次男坊として生まれたニック。
恋焦がれていた幼馴染のお嬢さん、アメリアと結婚することを心に決め、数年ぶりに大陸から戻ってきたら、なんとお嬢さんは別の男と結婚がきまっていました…!

さあどうする?!ここでロマンス小説のヒーローなら!ヒロインを肩に担いで颯爽と僻地へさらってしまうぞッ……!!!のかとおもいきや。ああおもいきや。
ニックはとっても真面目な青年なので、そんなことはしません。
だってまだ彼女に告白もしてないし、アメリアのほうも自分の気持ちを知らないと思っているので
礼儀正しく。結婚を祝福するのです。

一方のアメリアは、ニックが好きだったのですが、諸事情あって結婚が決まってしまったので仕方なくニックからの祝福を受け入れる…お互いの想いを秘めたまま二人は離れ離れになってしまうのか…

という、幼馴染モノのロマンスの王道を突き進む作品。
ニックの父の病気とか、足が悪いアメリアの姉の話とか。親たちの思惑とか。
最高にクレイジーなニックの友人とか。
そしてそして、もっとクレイジーなアメリアの婚約者の貴族とか。
いろんな要素が絡みながら物語が丁寧に進んでいくのでございます。

特に家族との関係がですね。リアルというか。
アメリアの姉のジュリアはうまれつき足が悪く、そのせいで家族は社交界をつまはじきにされているのです。(足が悪い女が生まれる家はよくないとか、妙な迷信があるっぽいです。)
とってもリアルな部分もありつつも、な、ロマンス。

ロマンスにリアルは必要ないわ。という方はいらっしゃるかもしれないです。
そういう方にはオススメできないです。
でも、人ってひとりだけで生きていけるわけじゃないし、ヒーローとヒロインの二人にも
背負うべき背景とか自分が成長してきた世界とかがあるわけで。
本作は、そういう部分を丁寧に描いた作品。

家族愛とか。いいですよ。うん。地に足が着いたロマンスというか。
派手さはないけど、じっくり腰をすえて読みたい良質ロマンスでございます。




……と。真面目にまとめておいてアレなんですけども。



最初にお伝えしたとおり、この作品は、よくありがちなロマンス小説とは違うのです。
もちろん家族の愛とかそういうところも素敵あるんですけども。

特筆すべきは!アメリアの!振り切れっぷり!!!

はじめの部分だけ読むと、なんかヒーローはカタブツだし、ヒロインもお嬢様だし
おいおいこのままだと物語が進まないじゃないか!とツッコミ入れつつだったのですが
なんとですね。途中でガラッと方向性が変わるんですよ。

これがですね!!!あまり書くとネタバレになるのでアレですが。
アメリアがですね。すごいんです。
たぶん彼女の中の何かがプツリと切れてしまったのでしょう。
そのきっかけになる婚約者のクレイジーぷりもすごいんですが。
えっ…あなた伯爵家のお嬢さんでしょう…?どうしちゃったの……??と。
でもその勢いにおされるわけでもないニックの堅実さとか、
でもでも彼も一緒に成長していくところとか。
カタブツなヒーローが一度心を決めてしまえば最高にホットになるお約束に忠実なので
そういうところもオススメです。

あと、ニックの友人。ジャスパーさん。ああジャスパーさん!!!!!!
控えめで堅実なニックとは正反対で、権力の頂点にいるジャスパーさん!
すみません。ニックもいいんですけど、本作での私の推しはジャスパーさんです。
とにかく彼のロマンスが読みたくてしかたないので、ジャスパーさんをどうぞよろしくおねがいします。
2作目はジャスパーさんのお話です。是非続編の翻訳を待ちます!!!


↓ご予約&お試し読みはこちらからどうぞ!!
5168nh5okeL
 初恋は許されぬ愛のはじまり
(ベルベット文庫) キンバリー・ベル (著), 高里 ひろ (翻訳)


新進気鋭の作家が贈る、さわやかな王道ロマンス! 


どうぞお楽しみに!




恋愛小説レビューサイト『ロマンスヒルズ~勝手にロマンス!』はこちら
bnr