淑女の皆様ごきげんよう。ロマンスヒルズの管理人です。
今回は、読んだあと「うわああ」ってなって床をゴロゴロころがった作品をご紹介。
すみません、最近めっきり語彙が豊富じゃなくなってしまいまして。ご容赦ください。すごく好きな作品でして。ほんと好きなんです。



▼あらすじ
負傷した鳩を助けたのがきっかけで伯爵アルフォンスの居城に連れてこられ、男装の女性であると知られてしまったリディ。
彼女はアルフォンスの探すすぐれた医術を持つ一族の末裔だった。
お互いに秘密のあるまま惹かれあい、流されるまま結ばれてしまうふたり。
「止められない。おまえの中に入りたい」彼の情熱を受け激しく愛されて喜びに震えるリディ。
だがアルフォンスが一族を探していたのは昏睡状態の婚約者のためだと知り――!?






▼一行解説

迫害された一族の末裔と伯爵様の禁断の愛。

この作品を読んだとき、衝撃をうけましたです。面白かった!
物語の設定とか、世界観とか、ラストの盛り上がりとか、おおおお!ってかんじで
夢中になって読んだ作品です。

昔は王族に仕えていた、高貴な血筋の一族たち。
女性のみに受け継がれる医術とか技術とかで人々を救っていたけど
いろいろあって魔女だとされて迫害されて処刑されたので、散り散りに逃げたわけです。

で、時は過ぎ。ヒロインは親から技術を引き継ぎながらも、血筋がばれることを恐れて
男装して森でひっそりと暮していたんです。
そこに。貴族のヒーローがやってくる。
でも彼は、婚約者の病気を治したくて、藁にもすがる思いでその一族を探している。と。

ヒロインのリディの健気さや素直さ、アルフォンソの仄暗さとか背負うものとか。
謎に包まれたいろいろなあれやこれやとか。
婚約者がいながら、リディに惹かれる思いをとめられないアルフォンソ。
一見アルフォンソは不実なヒーローのように見えるのですが。
惚れちゃいけない相手に惚れてしまい苦悩するところとか。
わかっているのに、お互いどうしようもなく惹かれあう。そういう背徳感とか。
真面目なところも似たもの同志なのだなあと思いつつ。

あと、そういうのを払拭するヒーローのママンの明るさとか凛としたところとか。
もちろんティーンズラブ小説なのでエロティックなシーンもありつつの
ラストがですね。もうね。語彙が。

もうお話が終わったかな?終わったかな?というところでの盛り上がりがですね!!!
仄暗い感じの世界からの、幸せな未来がですね。きらきらと輝くのですよ。
はぁぁぁぁ読んでよかったあぁぁと。心が揺さぶられましたです。

実は本作を知ったのは、実は第二回勝手にロマンス大賞(2015年上半期)なのです。
本作はライトノベル部門の大賞作品でして、そのとき興味を持って読んでみたのですが。
鳥肌が立ちましたです。うわあ、これはすごいなあ。選ばれるはずだわあと。
素敵な作品に出会えたことに感謝でございます。

未読の方がいましたら是非。よろしければ是非ご一読を。


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