淑女の皆様ごきげんよう。ロマンスヒルズの管理人です。
今回のレビューはBLのサスペンスですが!超オススメ!特に翻訳ロマンス小説がお好きな淑女たちにオススメしたい。

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堕ちた天使は死ななければならない
(二見書房 シャレード文庫)

吉田 珠姫 (著), yoco (イラスト)

▼あらすじ
ふたたび巡り会えた 夢見ていた人に―― 

連続殺人の捜査で警察官のジェフリーは、かつてカルト教団で<小さな天使>と呼ばれていたレイモンドと再会し、瞬く間に恋に落ちるが……。 
ジェフリーが務めるニューオーリンズ警察に、娼婦のゲイ殺害の一報が届く。 
金髪碧眼男性を狙った連続殺人――捜査で訪れた安アパートで出会ったのは、類稀な美形レイモンドだった。 
子供時代、カルト教団に監禁されていた子どもたちの解放に関わったジェフリーは、彼が被害者の一人であることを思い出し、再会に心震わせる。 
急速に惹かれ合う二人だが、狙われたレイモンドを救ったのはジェフリーのいとこでFBIきっての有能捜査官カイルで……。



一行解説

暗い過去を持つ超絶美形モデル×警察官の本格サスペンス!

本作は、吉田珠姫先生のデビュー25周年を記念して書かれた作品だそうです。
吉田先生といえば、BLやティーンズラブ等で幅広くご活躍されておりまして。
とーってもエロティックな作品が多くて、私も実はファンなのですが。
今回の作品は、舞台は米国。翻訳調を意識したサスペンスということです。

カルト教団に監禁されていた過去を持つレイモンド。
幼い頃の彼と出会ったことがある警察官のジェフリー。
二人はすぐに恋に落ちるけど、ジェフリーは妻もいて(離婚寸前だけど)
自分の性癖に気づいていない。でも、レイモンドと会って自覚するんですが。

すごく。いい。
ジェフリーの切羽詰った感じとか。苦悩とか。揺らぐかんじとか。
レイモンドの底なしの孤独とか。二人が寄り添っていくかんじとか。
あと、ジェフリーの従兄弟のFBI捜査官がいるんだけどこいつがまたいい男で。
連続殺人犯とか、警察官たちの会話とか。レイモンドの友人たちとか。
様々な視点がありつつも、主人公である二人のロマンスは進んでいくのです。

えっと、何も知らずに読んだら、海外作家のM/Mサスペンスだとおもうです。これ。
M/Mってのは海外ロマンス小説のBLみたいなかんじです。ヒーロー×ヒーロー。
ほんとそんなかんじでした。視点の切り替わりも多くて。
なので、翻訳ロマンス読みなれている方々は、是非お手にとっていただきたい。

もちろんあまり読んだことがない方でも大丈夫です。
少々改行が少ないですが、文章は読みやすいし、とっても素敵なロマンスなので。

ああ、でも、サスペンスなので人は死ぬし、血とか残酷なシーンが苦手な方は
そういうシーンはささっと読み飛ばしてください。

レイモンド。あんなに大変な目にあったのに。
真っ直ぐ生きることができてよかったね。
ジェフリーと一緒にこれから幸せになってくれるでしょう(涙目)

ああ、良い作品を読ませていただきました。感謝感激!

ではでは。貴女にも素敵なロマンスが訪れますように♪


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